微動探査
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地盤の揺れ方を調べられるのが微動探査
揺れやすい地盤では地震力が増幅、建物の被害が大きくなる微動探査とは
- 小型の地震計を地面に置くだけ。地面に穴もあけません。非破壊、無騒音、無振動の調査です
微動探査でわかること
・表層地盤増幅率:地震の際に地盤がどのくらい揺れるか
・地盤周期:どういった地震で建物が共振しやすくなるか
・地盤構造:どの深さにどのぐらいの固さの層があるか表層地盤増幅率が 1.6以上で地盤が弱いことがわかっています
国立研究開発法人 防災科学技術研究所の分析では、この表層地盤増幅率が 1.6以上で地盤が弱いことを示すとされています。表層地盤増幅率が2倍になると、計測震度は約0.5上がることになり、震度6強と予測されていた地域は、震度7に相当する揺れに。
微動探査をおすすめする理由
微動探査を行うことで、地震発生時の地盤の揺れ方に応じた建物側の対策や、複数の場所を比較する際では揺れが大きくなりやすい場所から対策を優先するなど、具体的な対応が可能となります。微動探査を実施することで、地盤の揺れやすさを踏まえた住宅建築や既存住宅の耐震化、仮設住宅、擁壁、埋設ライフラインなどの地域防災における優先度決定が促進され、地震による建物被害を軽減し、地震で人命・財産が失われることに貢献できます。
微動探査 一般社団法人地域微動探査協会 より出典(2021.03)
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