2021.04.07
賢く歩いて、人、企業、地域が変わる「クアオルト・リテラシー」
日経BPより「クアオルト・リテラシー」が発売されます!
クアオルトって何?
あまり聞きなれないですよね。
日経BP日経の本よりhttps://www.nikkeibp.co.jp/atclpubmkt/book/21/278970
クアオルトとは、ドイツ語で「療養地・健康保養地」の意味。ドイツのクアオルトでは自然を活用した運動療法が行われており、医科学的エビデンスに裏付けられたこの療法は、心筋梗塞や狭心症のリハビリ、高血圧、骨粗しょう症の治療・予防などに用いられ、公的な医療保険の対象になっています。日本では、この気候性地形療法で実施されているドイツ式ウオーキングを「クアオルト健康ウオーキング」と呼び、全国の自治体の採用、導入が急拡大しています。ウオーキングを起点に、運動習慣と食や休養の意識を変える「クアオルト健康ウオーキング」の全貌を明らかにします。
健康寿命を増進し、かつ森林サービスの仕事を生むことで地域活性が期待される「クアオルト健康ウォーキング」。弊社のある岐阜市でもクアオルト健康ウォーキングが進んでおり、書中のインタビューで岐阜市 柴橋正直市長が、“ クアオルト健康ウォーキングは、自然の中で運動というだけでなく、歴史や文化、食、温泉など、様々な要素と組み合わせ、そのエリアならではのプログラムを創れるところが魅力でした。岐阜城をはじめ史跡、点在する観光スポットをどう周遊してえもらうか考えた時、健康や観光をテーマにするクアオルト健康ウォーキングはその軸になると考えました。人生100年時代…岐阜市では健康立市として…「市民の健康づくり」と「観光振興」の両方を実現するプログラムとして、クアオルト健康ウォーキングの活用を推進してきたのです。”とおっしゃっていて、期待の大きさがうかがえます。年齢問わず、その人の健康状態にも合わせて運動負荷を調整できるクアオルト健康ウォーキングは、リフレッシュや健康増進はもちろん、歩きながら観光ができて、そのあと美味しい食事が楽しめて、いろんな交流も生まれるので楽しい。だから何度でも行きたくなる。
後藤木材はクアオルト健康ウォーキングの取り組みに参画していて、第6章には弊社代表の後藤栄一郎が登場します。クアオルト健康ウォーキングの未来について、森林サービス産業創出と木材活用の観点から「遊歩道には木材の活用を」と伝えています。
クアオルト発祥のドイツでは町全体が公園で、そこには温泉、病院、ホテル、映画館や娯楽施設がありそれぞれ遊歩道で整備された「クアの町」があります。町のいろんな施設が遊歩道でつながって、自然が豊かで穏やかな町。木の遊歩道だったら美しい町になりそうですね。
外部への木材利用は課題も多いですが、後藤木材は木材のプロとして研究開発を続けていきたいと考えています。
ご興味あれば、ぜひお近くの書店またはオンラインショップで探してみてください!