「かくき」のはじまり
明治は西欧化で近代産業が急発展し、住宅や電柱・鉄道の枕木など、木材の需要が急速に高まった時代です。
明治22年(1889年)に後藤喜八が始めた白木商(無垢の製材品を工務店や大工に卸す仕事)が後藤木材の前身となりました。
屋号は、角材の「角」に、創業者の名前の一字を取って「かくき」。
実直な商売と品質の高さが評判になり、2代目、3代目と事業を拡大していきます。
現在は、7代目。「不易流行」の経営で、先代の思いを忘れることなく、創業以来130年余りこの屋号を守り続けています。
(写真最前列右端の洋装の男性が2代目後藤喜八)